小規模企業共済のメリットとデメリット!賢く節税

✅ メリット

1. 全額所得控除になる(節税効果)

  • 掛金は全額が「小規模企業共済等掛金控除」として所得控除対象になります。
  • 所得税・住民税の負担が軽くなります。納税者の適用される税率(累進課税5%~45%+住民税10%)×掛金額が節税になります。

2. 掛金は月1,000円〜70,000円まで自由に設定でき

  • 500円単位で設定・変更可能で、経営状況に応じて調整できるので、柔軟に対応できます。

3. 受け取り時も優遇(退職所得 or 公的年金等控除)

  • 一括受け取りなら「退職所得控除」、分割受け取りなら「公的年金等控除」が使えます。「退職所得控除」はとても有利な税制なので利用価値は大。※退職所得 =(退職金 − 退職所得控除額)× 1/2 
  • 勤続年数が20年以下の場合:
  •  ➡️ 40万円 × 勤続年数(※最低80万円)
  • 勤続年数が20年超の場合:
  •  ➡️ (40万円 × 20年) + (70万円 ×〔勤続年数 − 20年〕)

4. 貸付制度が利用できる

  • 解約せずに資金を借りられる「共済貸付制度」がある。金利1.5%/年程度の低金利で納入済掛金の7割~9割の範囲で借りられる便利な制度です。

5. 解約手当金もある(条件あり)

  • 正常な理由で共済を終えた場合は、掛金総額より多い手当金がもらえることもある。

⚠️ デメリット

1. 元本割れのリスクがある(任意解約時)

  • 開業間もなくやむなく解約 → 「元本割れ」になるケースが多い。
  • 20年未満での任意解約は基本的に元本割れする可能性あり。

2. 加入条件がある

  • 法人の役員や個人事業主などが対象。従業員やアルバイトは加入できない。サラリーマンで給与所得がある人が副業で個人事業主をしているパターンでは加入は出来ないと考えて良いでしょう。

3. 途中での見直しが面倒

  • 掛金変更は年に一度のみ、簡単には調整できない場合もある。

4. 共済金の受給理由に制限あり

  • 「事業廃止」「役員退任」など、正当な理由がないと満額もらえない。

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